スタッフブログ
私たちのオフィスでのちょっと良いできごとや、税務、会計の豆知識、ワンポイントアドバイスなど、優経グループのスタッフが交代でお届けします。
こんにちは。
今回は来年10月からインボイス制度が開始した時、日常生活で感じられる変化についてお話したいと思います。
同じ内容の買い物でも、現在と制度開始後では計算される消費税額が異なるケースが出てきます。
では、スーパーでの買い物を例に比較してみます。
【 現在 】 | |||||||
商品 | 税抜単価 | 税率 | 税込単価 | 数量 | 税抜額 | 税込額 | 消費税額 |
やさい | 258円 | 8% | 278円 | 2点 | 516円 | 556円 | 40円 |
おまけ付お菓子 | 69円 | 10% | 75円 | 2点 | 138円 | 150円 | 12円 |
合計支払金額 | 税込 706円 | ||||||
【 制度開始2023年10月1日以降 】 | |||||||
商品 | 税抜単価 | 税率 | 税込単価 | 数量 | 税抜額 | 税込額 | 消費税額 |
やさい | 258円 | 8% | 278円 | 2点 | 516円 | 557円 | 41円 |
おまけ付お菓子 | 69円 | 10% | 75円 | 2点 | 138円 | 151円 | 13円 |
合計支払金額 | 税込 708円 | ||||||
※おまけ付お菓子は、食品部分の値段が全体の2/3未満のものとして税率を10%にしています。 |
上記のケースでは、支払う金額が2円変化しました。
現在は商品ごとに消費税の端数処理が行えますが、
制度開始後は、消費税の端数処理を適格請求書(レシート)の税率ごとに1回の端数処理を行わければなりません。
請求書を作成する際にも注意が必要です。
それではまた