スタッフブログ
私たちのオフィスでのちょっと良いできごとや、税務、会計の豆知識、ワンポイントアドバイスなど、優経グループのスタッフが交代でお届けします。
確定申告も佳境となっておりますが、キャッシュレス決済が進む中で一番初めのキャッシュレス納税は「振替納税」制度だったのではないかと思います。
(私がこの仕事を始めた25年前には少なくとも既にありました)
振替納税とは、個人の確定申告の納税方法です。
予め指定した口座から、国税庁が指定した日になると所得税・消費税について引落しになる制度です。
今年の振替日については下記となります。
今年初めての振替納税に間に合わせるには3月17日までに税務署に申請しなければならない為、検討されている方はお早めに申請をお願い致します。
納期等の区分 | 納期限(法定納期限) | 振替日 |
所得税確定申告 | 令和7年3月17日(月) | 令和7年4月23日(水) |
消費税確定申告 | 令和7年3月31日(月) | 令和7年4月30日(水) |
☆メリット☆
☆通常よりも1か月以上納付日を遅くすることができる
☆納付書での納付は金融機関に行く必要があるが、自動引き落としの為納付の手間が減る
★デメリット★
★納付日に残高が不足して不納付となった場合、法定納期限の翌日から実際に納付した日までの延滞税がかかる。
★一度振替納税を設定すると、その後の納付は基本的に振替納税設定口座から引落しになります。やめたい場合は所轄税務署に連絡する必要があります。
⚠注意事項として、予定納税がある場合には予定納税も振替納税となります。
振替日の前日に、残高があるかどうかの確認を必ずお願いいたします。
ご自身でE-taxから申告している場合は下記の様な納付もありますが、こちらはいずれも法定納期限までの納付となります。それぞれの特徴を確認して、期日までに納付しましょう。
○ダイレクト納付
○インターネットバンキングやATMでの納付
○クレジットカード納付 ※手数料が発生します。
○スマートフォンアプリでの納付 ※30万円以下の納付に限ります
○QRコードを利用したコンビニ納付 ※30万円以下の納付に限ります